アルクKiddy CAT英語教室 山鼻 California

札幌山鼻地区にあるこども英語教室

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英語教育情報・体験談・意見など…。

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◉2018年3月14日(水) 海外でのホームステイ

今年1月、オーストラリアへ小6の娘を2週間ホームステイさせたお友達のフェイス・ブックがアップされました。お母さんとしては、まだ小6の娘を1人で外国の知らないお家に寝泊まりさせるのは、心配だったようです。それでも無事帰って来て、娘の楽しい思い出話をたくさん聞きホッとしたようでした。

そういえば、私もアメリカでホームステイをし、たくさんの思い出があったな〜と懐かしくなりました。そこで今回は、そのホームステイについて私の経験、友人の経験をお話したいと思います。私は高校時代から長年文通していたアメリカ カリフォルニア州 バーバンク在住のペンフレンド、ジェフ宅にホームステイを4年していました。私は日本で社会経験を経てお金を貯めてから友人のジェフ宅にお世話になったということ、奥さんが日系3世で日本文化を少し取り入れた家庭環境だったこと、食事もご飯が頻繁に出てきたこと、そして何よりジェフがとっても心の広いアメリカ人だったことで、ホームステイに不自由は感じませんでした。物がたくさんある狭いアパート、家の中は散らかり、奥さんは料理も上手ではなかったので、最初は戸惑うことも多々ありましたが、そんな環境は慣れてくるもので、ジェフのありのままのライフスタイルに問題無く馴染み、かなりバーバンクでの生活を楽しませてもらいました(笑)。

留学と言っても、私のように友人、親戚の家でホームステイする人もいれば、留学斡旋業者の紹介で全く知らないアメリカ人の家庭にホームステイする人もいます。ロサンゼルスのカレッジで出会った日本人の友達は一人暮らしをしていましたが、高校時代はホームステイをし、その体験を話してくれました。彼は残念ながら、そのときの生活はあまり満足のいくものではなかったようです。日本の留学斡旋会社からの紹介で、見知らぬアメリカ人家庭でホームステイをしていました。そして彼からあるエピソードを聞きました。ある日、夕食がドジャーズ・スタジアムで売られているようなシンプルなホットドッグ(メジャーリーグ球場で売られているもので、ホットドッグ用のパンにソーセージだけが挟まり、お好みで刻み大根、ピクルスをトッピンできるもの)だったそうです。本数は3本です。さすがに彼は同じものを3本食べただけでは満足感が得られなかったようで、外に別のものを食べに行ったそうです。そうして帰宅すると、ホスト・ファーザーが「どこに行ってきたんだい?」と聞いてきたので、「物足りなかったので、食事をしてきた」と答えたそうです。そうしたら、そのホスト・ファーザーは、「そうか~。ホットドッグ3本では足りなかったか?!それじゃ~今度から5本にするな~」と言ったそうです。彼は「量の問題じゃなく、内容の問題なのに…。」と呆れてしまったそうです。これを聞いて私は思わず笑ってしまいましたが…。今思うと、彼の英語の説明の仕方が相手に伝わらなかったのか?ホスト・ファーザーに正直に「もう少しバラエティーに富んだ食事がしたい」と言えなかったのか?という疑問も残りますが…。一般的なアメリカ人は、自分の思ったことを伝えると、「なんだ、そう思っていたんだ!?わかったよ!」と、理解を示してくれる場合はよくあります。しかし、自分の意見をホスト・ファミリーにきちんと伝えたかどうかは判りませんが、実際にこのように食事に不満を持つ留学生を多く見かけました。

アメリカでは、日本人留学生とホスト・ファミリーとがあまり良い関係になれず、留学生が別の家庭に変更するも、また不満だらけという話を時々聞きました。私はどちらが良い、悪いとは言えないと思っています。日本人は相手に自分の意見をハッキリ言うのに抵抗がある人が多い様に思います。更に学生ともなれば、かなり多くなるかもしれません。しかも「英語でアメリカ人に言わなければいけない」となれば、外国語を使うという緊張感から言わず終いになることも多々あるかと思います。「自分の両親がホームステイのお金を出してくれているのだから、もう少し手厚く扱って欲しい」「美味しいものを食べさせて欲しい!」等と不満も出てくるかもしれません。しかしお国が違えば生活習慣、食習慣、考え方も様々です。アメリカは合理主義国だと言われています。食事に関してだけでも家庭によっては、夜はハンバーガー、ホットドッグで済ませる家もあります。缶詰、冷凍食品をよく料理に使う国だとも言われています。例えば、すでに茹でてあるインゲン豆が入った缶詰を開け、料理の付け合わせに出てきたりします。日本ではあまり見たことのない食文化をアメリカで目の当たりにします。アメリカのその家庭では普通の食事でも、日本から来た学生にとっては手抜きの食事という印象を持つこともあるかと思います。

留学期間によっても違いますが、こうなると、ホームステイする側がどれだけそのホームステイ先の生活習慣、食事に馴染むことができるか?または自分の希望をホスト・ファミリーに伝え交渉できるか?が、ホームステイ生活を楽しむか否かを左右するのではないかと思います。どちらも容易ではありませんが、まずは日頃の生活の中からいくらでも前向きで許容範囲を広く持つ機会を持つことはできるかと思います。私はレッスンの中で生徒に様々な外国の生活体験、食べ物体験等をさせ、外国のことを知ってもらっています。家庭でもお子さんに日常生活の中で様々な体験をさせ、許容範囲を広くさせて欲しいと願っています。

◉2017年9月9日(金) アメリカ人の国民性?

この日、アメリカ オレゴン州 ポートランドから帰省中のお友達と食事をしましたが、「アメリカ人の性格」について話をすることができました。彼女はポートランドに20年程住んでいますが、彼女の周りにいるアメリカ人は、日本人より内気な人がたくさんいるというのです。「もしかしたら、アメリカ人は日本人より内気でおとなしいのではないかと思う」というのです。私はカリフォルニア州に6年半、ネバダ州に半年住んでいましたが、私の周りにいたアメリカ人は積極的、楽天的、人当たりの良い人が多い印象があったので驚きました。考えてみたら、アメリカはとても広い国で50州に分けられています。その地域によって州民生があってもおかしくないなと思いました。私は誰かに「アメリカってどんな国?」っと聞かれると、あまりにも大きな国なので必ず「私が住んでいた地域では…。」っと話しています。人も同じで一概に「アメリカ人は明るく楽観的!」とは言えないと感じました。

思い起こせば20年以上も前に札幌で、私はポートランド出身のアメリカ人と住んでいたことがあります。確かに彼女はあまり自分を主張する女性ではありませんでした。これはオレゴン州の州民気質なのでしょうか?私がアメリカで住んでいたカリフォルニア州は雨があまり降らず、一年中過ごしやすい気候でした(冬はやはり寒いとは思いましたが… )。その温暖な気候が関係するのか?アメリカ人は明るいという印象がありました。中南米、ロシア系、アジアからの移民も多いので、良い意味でも悪い意味でも「何でもあり」精神でなければやっていけないようで、小さいことは気にしない人が多いように見えました。私はその中でも南カリフォルニアのロサンゼルス地域に住んでいたのが長かったからか?人当たりの良い人も多かったと記憶します。特に映画のスタジオがたくさんあるバーバンクという地域だったからか?朝ジョギング、散歩で知らない人とすれ違うときには、「ハイ!元気?」という会話が当たり前でした。芸能人であろうと、一般人であろうと挨拶してくれました。ただ、ショービジネスの表向きの顔というのもあるのか?たくさんの人と知り合いましたが、長い付き合いになる人は少ないなとも感じました。そしてショービズに関連した仕事に就く人が多いからなのか?自分をアピールする人も多かったです。気候、多人種多民族、ビジネス環境が影響した結果、「明るい、積極的、楽観的」がカリフォルニア州に住むアメリカ人の代表的気質なのでしょうか?

小さな日本でも県民性を紹介するテレビ番組があります。ましてや大国のアメリカでしたら日本以上に広い土地にたくさんの人が散在しています。州民性があってもおかしくないですね。「アメリカ人ってどんな性格?」っと聞かれたら、一くくりにするのではなく、私は「私が知っているカリフォルニアには明るく積極的で、楽天的な人が多いと感じたよ」と前置きをしなければ、いけないなと思いました。

◉2016年12月4日(日) 英語を話せるようになるには!

言語を学ぶ際に必要となるのは「聞く」「読む」「書く」「話す」の4技能が必要と言われています。そして言語を勉強している人は「聞く」という技能が一番最初に習得できるようです。留学した際も、日本人留学生は「何を言っているか、少しずつわかるようになってきた」と言うようです。そして次に続くのは一人でもできる「読む」「書く」となってくるようです。特に日本人は伝統文化の影響なのか?国土の狭さなのか?控えめでおとなしい民族に属すると言われていますし、実際私もアメリカで生活して、それらを感じました。アメリカ留学中、語学学校で英語の授業を受けていたときもメキシコ、アルメニア、ヨーロッパ等からの移民、または留学生としてたくさんの生徒が英語を習いに来ていました。そして彼らは先生の話を遮ってでも質問をしたり、自分の意見を言っていました。しかもそれほど英語がきちんと話せなくても。日本人なら、「人の話は最後まで聞く」「こんなことを質問したら笑われるかも…」と、大人しくしていますが、彼らは人の目を気にする前に自己主張をはっきりしていました。日本人の控えめ、協調性の強い国民性は、話す技能が伸びない原因の一つなのかもしれません(苦笑)。間違おうが、正しかろうが、周りの目を気にせずガンガン英語を話しているメキシコ人、アルメニア人、ロシア人はみるみるうちに話せるようになっていくのです。“間違っていてもいいから積極的に話す”という行動は英会話を飛躍的に伸ばす一つの方法だと思いました。

私は日本に帰り、現在、子どもたちに英語を教えています。教師の地区研修などで、日本の英語技能能力は世界水準では下の方にあること知らされています。その中でも日本人は文法問題等の穴埋め問題は比較的できるが、文章を自分で考えて書く、自分の言葉で話すことは更に苦手だという結果が出ています。このことから文部省が日本の英語教育の指導方法、受験では4技能をバランスよく取り入れていこうとカリキュラムを2020年に向けて取り組んでいるのでしょう。その4技能のバランスの悪さは、日本の今までの英語教育の「文法の暗記」「読み」に力を注いでいることから始まり、それに伴い塾、予備校でも数多くの問題を反復練習のように解き、要領を掴むという勉強をしているからでしょう。しかしマークシート、穴埋め問題をたくさん練習しても「話す」「書く」はできる様になりません。なぜなら断片的な英語を機械的に覚えているからです。特に「話す」という技能は英語を総合的に理解し、発話して練習しなければ身につきません。そして一人ではできません。人と話さなければただの独り言で、自分の話している英語が通じるのかどうかわかりません。「問題をペーパーでひたすら解いている教室に通っているけれど、同じ教室に話せる生徒はいるわよ!」と思っている保護者の方々もいるかもしれません。ご自分のお子さんはどうでしょう?話せていますか?そういった英語を話せる生徒は、ペーパーをひたすら解く教室だけに通っているのでしょうか?そうではありません。帰国子女がそういった教室に通っていたら、話せるのは当たり前かと思います。しかし帰国子女でなくても話せるというのにはからくりがあります。ペーパーで勉強する教室の他にも英会話、英語教室に通っている生徒が多いのです。実際私の友人の子どもも何人か、教室を掛け持ちで英語を勉強しています。ペーパーでの勉強では話せるようにならないのを知っているから、話せるようになるために別の教室に通って会話を身につけているのです。帰国子女でさえも、「日本に帰ってきたら英語を話す機会が減るので会話を忘れてしまうともったいない」と言って、英会話のセミプライベート・レッスンを受けて会話力を磨いているのが実情です。帰国子女でも、英語を話さなければ次第に話せなくなるのです。

話せるようになるには、1年〜2年練習したからといって、ペラペラと英語を話せるようになかなかなりません。外国語を話せるようになるには、小さな努力を積み重ねていかなければいけないのです。しかも外国語には日本語には無い発音、音があります。これをスムーズにキャッチして受け入れ発音できるようになるには中学、高校から始めては遅いと言われています。スムーズに耳に日本語には無い音が入ってくるのは幼少期なのです。ですから、小さい頃から英語に耳を触れさせるのは悪いことではないのです。脳科学者で、「あまり小さなときから外国語を勉強させると脳の発達が遅れるので、3歳までは外国語は勉強させずに母国語をしっかり学んだ方が良い」と言う方もいます。脳科学者がデータと分析から述べているのですから、中には悪影響を受ける幼児もいるのでしょう。しかし外国語と母国語を上手に頭の中で切り替えて処理する幼児もたくさんいます。もし脳の発達の遅れが心配ならば、3歳前の幼少期から無理に外国語に接しなくても良いかと私は思います。保護者が納得し、ある程度子どもの母国語が確立した幼稚園、小学校から英語を始めても遅くはないかと私は思っています。

ここで発音の問題について一つ例をあげてみます。これは代表的なものですが、”Sit down”のsit(スィット)をshit (シット)と言う人がいます。英語を母国語とする人たちが聞いたら驚くでしょう。Shitは「大便をする」「大便」という意味があるからです。ロサンゼルスに住んでいるときの実話ですが、知人宅に日本から20代前半の女の子が留学のためホームステイしていました。彼女が庭で飼っている犬のJetにご飯をあげるとき、”Jet! Shit down!” (本当はSit downじゃなくてはダメなのですが…。) と言っていたのです。ありゃリャ〜。Jetは???で首を傾げていました。大きな声で何度も言っていたので、近所に「ジェット!お座り!お座り!」ではなく「ジェット!ウンチしなさい!ウンチしなさい!」と何度も言っているように聞こえたかもしれません。彼女は自分で”sit”と言っているつもりでも、実際は”shit”と言っているのです。おそらく彼女は”sit”の発音ができない?区別がつかない?のだと思います。

南カリフォルニア大学の博士課程で勉強していた知人も、”sit”の発音が”shit”になっていました。彼は”sit”の発音ができないのです。自分で頑張って言っているつもりでも言えてないのです。彼の場合は大勢の前でスピーチをしなければいけない立場にいたので、理解してもらえないことも多々あり、苦労したかと思います。もし、例に挙げた2人が小さい頃から英語を耳から聞き発話していたら、このような苦労をしなくて済んだのかもしれません。子供の耳は大人にはわからない音を聞き分け、口の中の構造、舌等が英語の発音用に柔軟に動き易いのです。そのためネーティブの発音に近い発音ができるのです。

「聞く」技能についてはCDで歌、朗読を聞くのは効果的かと思います。しかし「話す」技能が身につくかと言えば別問題なのです。「話す」技能は相手がいなければ始まらないからです。会話は相手がいて初めて成り立ちます。CDを聞いておうむ返しをしても会話ができるようにはなりません。先ほども話しましたが、「えっ!CDを聞くだけて英語が話せる様になったとCMで言ってるわよ!」と思う方もいるかもしれませんが、あのCMでは英語がわかる様になったとは言っていますが、話せる様になるとは言ってません。話せる様になった人は、CDを聞くのと同時に別に英会話の練習もしているのです。会話というのは話のキャッチボールです。相手がどのような話題を提供し、質問してくるのかわかりません。そのときの相手、環境によって会話の内容は変わってきます。その話題に対応して受け答えができて初めて会話ができると言えるのです。このことから会話を上達させるには1人ではできないということがわかるかと思います。そしてその相手を交えての訓練には地道な努力と時間を要するのです。

これらのことを踏まえ、正しい発音で英会話を上達させるには、脳の吸収力が高く、物事をダイレクトに受け入れる耳を持つ幼児期からコツコツと練習することを私は勧めています。英語を話せる様になるには簡単な近道はありません。あるとしたら、脳の吸収が良く言語に抵抗が無い、更に口の中の構造、舌、口の動きも柔軟に対応できる幼少期に始め、楽しくゲームをしたり、遊びながら身につけていくのが一番の近道なのではないかと、英語を指導していて私は感じます。

◉2016年7月31日(日) 201 6年 アルク地区研修会の情報より

この日は、年に一度行われるアルク主催の地区研修会がありました。午前中は上智大学言語教育研究センター教授の藤田先生による、文科省が計画している今後の英語教育について講義がありました。数年前から言われている、今後の大学受験はセンター試験が無くなり、2020年からは英語は「文法問題」「読解問題」「リスニング」の問題に加え、「スピーキング」「作文」が付け加えられる。その流れから遡り、小学、中学、高校での英語教育も変わってくるということを再確認し、今、現実に大学ではどのように受験が変わってきているのかというお話もしてくださいました。

現在、本州の有名、一流と言われる一部の大学では、同じシステムで構成された「読む」「書く」「聞く」「話す」の能力を測る入試を取り入れています。既に「暗記」、「知識力」だけでは通用しない入試となっているのです。何故なら、大学を卒業して就職する際に、企業側は「英語を理解するだけではなく、話せる人材」を求めているからです。昨年のアルク地区研修会でお話がありました。「世界では、英語を母国語として話す人口よりも、英語を第二外国語として話す人口の方がはるかに多い。それゆえ完璧な英語を話す必要が無く、コミュニケーションが取れる英語を話せる人材が必要となる」と。話す英語、相手に伝える英語が必要となる理由はここにあるのです。この話せる英語、相手に伝わる英語とは何か?これは単語、熟語を何万個、文法を完璧に覚えたからといってできるわけでもありません。英語を話せるようになるには、英語を話す訓練をしなければ話せないのです。

また、藤田先生によると、企業側では「思考力」「創造力」のある人材を求めています。現在、「知識が豊富である」だけでは企業側もあまり興味を示してくれなくなるのかもしれません。何故なら、今はパソコン、スマホで言葉、単語の意味を調べようと思ったら、すぐに調べられる時代だからです。人でなくてもパソコン、スマホが教えてくれるのです。他にも工場での作業、受付等の仕事はロボットが代わりにしてくれます。このような時代に、それでは人間は必要無いのか?と考えると、「思考力」「創造力」等、アイディアを出して行う仕事は人間特有の能力が必要なのです。「ロボットをどう使えるようにすればいいのか?」「商品にどのような利便性を付けると売れるのか?」等の思考力、創造性のある人材が必要となるのです。

勉強ができると言われる人たちにとっては厄介な世の中になってきたのではないかと私は思います。そして私が専門とする英語に関しても傾向としては同じだと思います。いくら読めて、書けても話せるとは限りません。特に日本人は英語の知識がたくさんあるのに話せない人が多いのです。英語の単語もわからなければスマホ、電子辞書ですぐにわかります。それほど難しい単語は日常生活では必要無いのです。まずは日常生活で意志の疎通に必要な英単語を覚え、会話できるようにしなければ意味が無いのです。これからの国際社会、コミュニケーションが取れなければ、仕事にならない場面がたくさん出てくるのです。もし取引先の外国人とEメールでやりとりできていたとしても、詳細が文字では理解できなかったり、納得いかなければ、電話やSkype、 Line等のビデオ電話で実際に話し合いでのやり取りが必要になるでしょう。そのとき話せなければ…。仕事になりません。このとき、思考力、創造性がある人であれば単語がわからなくても、いろいろな方向から言い方、説明の仕方を変え、相手に理解してもらえるようになるでしょう。

私も英語のレッスンで、生徒たちにできるだけ自分で考え、自分の言葉で話せるよう指導しています。例えば「お腹が空いた」の “hungry”の単語が出て来ない。そうしたら、hungryの単語に固執せずに、「早くご飯を食べたい!」「今日はまだ、何も食べてない」と言うと、相手は「この人、お腹空いているのかな?」と間接的にわかってくれることも多々あります。この発想の転換は頭が柔らかくなければ出てくるものではありません。生まれながら創造性に富む人もいますが、そんなに多くはないでしょう。それならば、日頃から色々な角度から物事を考えられるよう鍛練していけば良いのです。

研修会の休憩時間に食事をしながら藤田先生とお話しし、共感することが多々ありました。ゆとり教育の授業は決して悪いものではなかった。円周率を3.14からπにして何が悪いのだろう?算数、数学は、計算が正しくできるか?できないか?ということが重要ではなく、どうやって解くのか?どういう公式が当てはめられるのか?作れるのか?ということが重要なのです。余談になりますが、私がアメリカの大学で勉強していた時、数学の授業では電卓を使用していました。しかも、日本では見たことのない大きな液晶画面が付いている高価な電卓でした。二次関数の問題を解く時、計算は電卓で行い、液晶画面にはそのグラフが表示されるのです。計算は手計算ではしないで電卓で行っていました。このような計算の仕方は高校時代に既に行われ、電卓の使い方を学んでいるとのことで驚いたのを覚えています。

話は戻りますが、英語もどれだけ多くの単語を知っているのか?ではなく、知っている英単語をどれだけ活用できるのか?ではないか。そうなると、頭の良いと言われる人の基準が「知識の多さ」ではなく、「思考力、創造力の広さ」に変わるかもしれません。

これらのことを踏まえると、これからの教育に順応していく為には、生徒のみならず保護者の皆さんも、これからの教育は自分が子どもの頃に受けた教育とは異なるということを認識し、教育に対する考え方を少しずつ変えていかなければいのでは?と感じています。

2015年10月4日(日)  2015年 アルク地区研修会の情報より

この日は、「2015年 アルク地区研修会」が行われました。当校では保護者に情報提供を致しましたが、このコラムでも一部を紹介したいと思います。この研修の中で、上智大学言語教育研究センター教授 藤田保先生より「新しい時代の英語教育」というテーマで講義をいただきました。まず最初に今後日本で行われる英語教育について、文部科学省が行おうとしている計画を説明してくださいました。2020年から英語教育が小学校教育では全面実施となります。中学年から英語活動としての授業、高学年では今までの英語活動の授業が正式に教科として導入されることになります。そして、現在小学校5年生が大学受験をする頃にはセンター試験が無くなり、各大学での英語の受験科目に「話す」という項目が増えることになるというお話がありました。今までは「聞く」「読む」「書く」の三部門で構成されていた受験英語科目ですが、これに「話す」という日本人がもっとも苦手とされる技術も問われます。藤田先生はこうおっしゃっていました。「もう既に日本もグローバル社会と言われているが、今後は更にそのグローバル社会の役割が多くなり、少なくても英語でコミュニケーションを取ることができなければ、仕事としても成り立たなくなる会社も多くなると考えられています。20世紀の社会は同じ事を繰り返しできる仕事が多かった(勉強のやり方で言えば、算数ドリルを繰り返して覚えるやり方)。しかし21世紀の社会はいろいろな人達とコミュニケーションをはかり、共に仕事を成し遂げるという仕事が多くなる(お互いに話し合い、答えを生み出すという創造力、工夫を生み出すような勉強の仕方)が求められる。単純な反復作業で良い仕事はロボットに任せておけば良いのです。」とおしゃっていました。

グローバル社会になり、コミュニケーションが重要となるのであれば、やはり世界の共通語と言われている英語を話す能力が必要となっていきます。藤田先生は、このことに関して、「コミュニケーションを図るということは、完璧な文法、発音、センスのある英語を話すというのではなく、相手に通じる英語を話すということです。世界では、実際に英語を話す人の数は、英語を母国語として話している人が3.3億人であって、英語が母国語ではない人が17.7億人、その中でも英語が必要なときに話す人は12.5億人です。私達日本人が英語を話す相手となるのは、英語を母国語としない人の方が多いということです。ですから、相手の文法がきちんと合っているかどうかというよりも、お互いコミュニケーションが取れるということが大事になってくるのです。“これまでの英語教育は知識をつける”が主体となっていましたが、“これからの英語教育は知識を活用する”という積極的に使おうとする意欲が不可欠となります」とおっしゃっておりました。

ここからは私の意見を述べさせていただきますが、日本は資格社会です。英検、TOEICと海外ではあまり意味のない資格が人気で、小学生から必死になって資格を取ろうと、試験にパスするための特有の勉強をしている子ども達がいます。帰国子女、英会話も練習している子どもは別として、問題集、ペーパーだけで英語を勉強し、英検3級を持っている子どもが本当に3級程度の会話ができるのか?疑問が残ります。実際、「英検攻略の文法」を会話より先に学んでしまうと、いざ、話そうとしたときに、文法のことを気にしてなかなか話せなくなっている子どもたちも少なくありません。例えば、「慶子ちゃんはピアノが好きなんだよ」と言いたいのに、「Keiko chan likeあっ、違った!Keiko chanは三人称の単数だからlikeに “s”をつけなくちゃいけないんだった….。あれっ?the piano? いや、a pianoだったかな?」などと、いちいち文法にとらわれるが為に、「もういいや。話さなくても…。」と無口になってしまうのです。実際のところ、アメリカ人(海外からの移民かもしれませんが)が話している英語を聞いていて、「あれ?今の文法、間違ってない?」と思うことが時々あります。私たち日本人でも、間違った文法で日本語を話すことはあるので、それと同じです。コミュニケーションをとるのに多少文法が間違っていても通じるのです。

「読み」「書き」「文法」はいやでも中学校に入ったら勉強しなければいけません。それであれば、中学ではあまり習得できない「聞く」「話す」を脳の吸収力が豊かな幼少期から体験し、耳から入ってきた英語を、自分の口から何の抵抗も無く発する機会を作るのが大切かと私は考えます。英語に慣れ親しむ機会、環境ができたら、子供は自然と英語に興味を持ちます。特に子供は興味を持ったことに対しては一生懸命努力します。英語に興味を持ち続けていれば、中学校に入って「読む」「書く」「文法」も、新たな発見があり、ますます興味を持ち勉強したくなるという相乗効果が生まれるでしょう。そんなに小さなときから、文法形式にとらわれた英語を勉強する必要があるのでしょうか?自分のことを思い起こしてもそう思います。小学校6年生から英会話を習い始め、英語が好きになると更に興味を持ち、中学に入っても英語の授業が自然と好きになる。そして中学2年生には英検3級は受かっていたという経験があります。

どうして英語を幼少期に習うのか?「“とりあえず”中学校へ入って苦労しないため」「英検、TOEICなどの資格を持っていたら内診の評価にプラスとなるため」というお子さんのためを思った目先の目標なのか?「将来、グローバル化した社会でも活きた英語を使えることにより、就職、生活の選択肢を広げるため」なのか?2020年からの大学受験の英語は「話す」試験も加わります。それに伴い今後の中学、高校では、英語の授業の中で英語での発表、発言といった「話す」ことが評価にも影響してくるでしょう。「英検3級を小学校時代に取った。ペーパーテストはよくできる。それなのに話せない!なんで?」というジレンマに直面する中学生、高校生が一人でも少なくなることを願っています。

2015年7月23日(木)  電話での英会話

私は現在もまだアメリカの銀行に口座があります。そして、その銀行で作ったクレジット・カードの件で質問、依頼があった為、先ほどその銀行に電話しました。アメリカは移民の国なので、世界中からアメリカに移住しています。ですから英語のアクセント、イントネーションも多種多様です。中近東、東欧出身の方たちは巻き舌が入ったり、アジア出身でしたら日本人と同じく硬くゴツゴツといった感じに聞こえたりします。私は日本人なので日本人の英語はわかりますが、私にはそれらの強い外国人特有の特徴が、聞き取りにくいことも多々あります。そういうことも踏まえ、久しぶりの電話でのアメリカ人との会話に少し緊張しました。今回のオペレータは私の聞き取りやすいアメリカ人らしい滑らかな英語でした。話していると段々早口になっていくので、「もう少しゆっくり話してください」とお願いはしましたが…。主題に入り、本人確認だけでも色々聞かれましたが、銀行にある私の情報が古いため、答えられないことも時々あり、「それらの私の情報が古すぎて、覚えていないんですが…」と言って、今の情報を更新してもらったりもしました。結局6つくらい質問され、本人確認を完了し、本題に入るといった状態でした。オペレータの方も親切な女性だったので気長に対応してくれましたし、最後にはお互い笑って和やかな雰囲気にはなりました。

電話を切った後、私は思いました。電話は相手の表情が見えないので、相手の態度で様子を伺うことが難しいコミニュケーション・ツールです。こちらからの身振り手振りのジェスチャーも通用しません。本当に会話力、語学力が試されるのが電話での英会話だと思います。特に今回のようなビジネス、手続きに関することでしたら普通の会話と違い、専門用語も飛び出してきます。おそらく私は、最初は眉間にシワを寄せながらオペレータの話を聞いていたに違いありません。自分の英会話力がわかるのは、耳で相手の言っていることを聞いて理解し、自分の言いたいことを的確な言葉で伝えなければいけないのが電話だと思いましたし、この電話での会話は英会話力を向上させる方法だと思いました。Skype、Facetime等、テレビ電話なども普及しており、私も使っていますが、英会話を勉強するのであれば、カメラをオフにして、少しの間だけでも声だけで相手と会話するのもいい練習になると思いました。

◉2015年7月15日(水)  2020年からの英語教育

日本の英語教育は、2020年の新学習指導要領が全面的に実施されるのを目指し、今、大きく変わろうとしています。今までは「文法」や「語彙」などの知識がどれだけあるか?つまり、ひたすら問題集、ペーパーなどで問題を解き、体に要領を植え付けさせるという数学の公式を覚えるようなやり方でした。左脳の働きを良くする勉強と言えるのかもしれません。

これからは「英語で何ができるのか?」という実践的な英語教育へと移り変わります。ということは、今までのがむしゃらに頭に文法、語彙を詰め込むような勉強をしただけでは適応できない英語教育と言えるでしょう。大学受験の前に、「中学で身近な話題についての理解や表現、簡単な情報交換ができるコミュニケーション能力を身につける」「高校の英語教育は、発表・討論・交渉など思考力を必要とする高度な活動を通して、情報や考えなどを的確に理解したり、適切に伝えたりするコミュニケーション能力を高める」と文科省の提言の中には書いてあります。そして大学受験には「話す」という技能も入ってきます。発想力、応用力という柔軟な考え方が試される試験となるでしょう。左脳だけでなく、右脳も活発に使わなければいけない英語教育へと向かっています。これからの英語学習は「読み」「書き」だけではなく、人と英語を話す練習も重要となるでしょう。私もアメリカでの留学、就職時代に、話すことがいかに重要であるかということを痛感しました。保護者、生徒の皆さんには、その体験談、またアルクからのリサーチ報告を紹介し、参考にしていただけたらと思っております。

2015年4月3日(金)   札幌市立小学校での英語教育

春がやって参りました。入学シーズンの到来ですね。この春、幼稚園、小学校の入学準備でお忙しい保護者の方達もいらっしゃるかと思います。それに際し、昨年11月に行われたアルク地区研修会で北海道、東京から集まった英語教師の先生方との交流会で、札幌市立小学校で行われている英語教育について情報を得ることができましたのでお知らせします。

私がまず驚いたのが、本州と比較して、札幌市立小学校ではあまり英語の授業に力を入れていないということです。英語の授業に力を入れる予算が無いということなのでしょう。札幌市では、各学校の予算によりますが、得意不得意に関わらずクラス担任が英語を教えている学校が大多数だそうです。(言い換えれば、札幌市立の小学校の先生には英語の負担が重く伸し掛かっている。授業内容に良し悪しが出てくるということです。)  一方、本州では児童英語指導の資格を持っている先生、または英語を外国人に教える訓練を受けているような外国人が、担任の先生と協力して英語を教えている小学校が多数見られるとのことです。東京の小学校で実際、英語教師をしている先生がおっしゃっていました。東京オリンピック開催地決定以前からの試みのようです。これだけの違いがあると、必然的に中学校に入学した時点で英語の学力差が日本国内でも起きているのだということです。札幌市も冬期オリンピック開催地に立候補するという話もでています。開催地に立候補する計画があるのなら、英語で少しでも国際交流ができるよう、外国人に道を尋ねられてもひるむことなく対応できるよう、小学校で英語教育に力を入れられる予算を作っていただけたらと願ってます。英語(語学)は一気に短期間で学ぶ教科ではなく、毎日コツコツ5分、10分、そして年月を重ね続けることによって体に語学力が染み付いていくものです。できるだけ早く、札幌市からの予算割り当てが英語教育に注がれることを願っています。

2015年1月6日(火)    自分の言いたいことを英語で説明するとき

12月19日(金)のお昼に、大人向け「きものでランチ&英語のレッスン」を和食レストラン とれび庵(中央区大通西20丁目 ライフ清水 ZONEビルB1F)で行いました。参加者には長期海外滞在経験、英語に接する機会が多い方、英語教材で勉強経験有りの方もいらしたので、私が立てていたプランの初級レベルレッスンはあまり意味が無いかと思いました。しかし、蓋を開けてみると意外や意外!英語で「◯×△は何て言って良いのかわからない」という質問をいただきました。確かにあまり日常生活でそんなに頻繁に使用するものでは無いし、大きな声で言えない物の商品名だったので、なかなか日本でこの商品について英語では触れることはないだろうと思いました。実際、私もその正式名称をアメリカで生活している時、英語で使ったことが無かったので、はっきりとコレだとは言い切れませんでした。ただ、私の場合、そういった場面に直面した場合は、想像力を膨らませ、連想ゲームのように知ってる単語を使って説明する習慣がついています。最短で説明しなければいけない通訳ではなければ、文章が2行、3行になって説明しても私はかまわないと思うのです。最終的に相手に解ってもらえばいいのですから。英会話初心者が、会話の際、頭で文章を組み立て、関係代名詞のwho, that, whichを繋げて長ったらしく説明するくらいなら、文章を短く切って説明した方が自分でも言いやすいですし、相手との言葉のキャッチボールが弾むのではないかと私は思います。

相手に英語で説明、自分の意思を伝える時、適した単語がわからない場合は、まず頭を柔軟にし、自分の知ってる単語をフルに使い、多方面から攻めていく。そして更に身振り手振り、表情も交えて相手に伝える方法もあるのだということを試していただけたらと思います。頭であれこれ考える前に、知っている単語を口に出してみる。これが喋る英語には1番必要なことだと思います。どんな方法であれ、相手に自分の言いたいことが通じた時の喜びは、次のステップに繋がると私は信じています。

2014年11月14日(金) 今後の日本で行われる英語教育方針

Kiddy CAT 英語教室 地区研修会札幌で行われました。その中で、上智大学 言語教育研じ究センター 藤田 保先生によるレクチャーがありました。レクチャーでは、日本における今後の英語教育の流れについてお話して下さいました。今までの日本の英語教育は、ペーパーでの点数で成績が決まるというのが基本で、話せなくても問題ありませんでした。しかし10年後には、受験でも英語はコミュニケーションが取れなければ点数が取れないという形式になっていくということでした。もうペーパー上の反復練習問題を解いてるだけではダメだということです。知人で英検1級を持っている男性が「いくら1級を持ってても、喋れなくちゃ意味無いんだよね〜」と悲しそうに話していました。彼もペーパー上の勉強をし、話すことをあまり勉強してこなかったようです。そのような日本人を私は何人も見てきています。恐らく受験英語、出題パターン、コツを反復練習してきたのでしょう。藤田先生は「目先の入学試験の為に教えるのではなく、20年、30年後の将来に役立つよう教える。10歳の子が学んだことが30歳になって生かされるように教える」と日本の今後の英語教育方針についてはおっしゃっておりました。今後の英語教育が大きく変わるということです。私も教える立場におりますので、お教室に習いに来られる生徒たちにはコミュニケーション能力が付くよう導いていかなければいけないと、改めて感じました。そして近い将来、道で外国人が道を尋ねてきても、英語、ジェスチャーを交えて説明できる10代の青少年があちらこちらで見られるのだなと想像すると、微笑ましく思えます。

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