英語教室 山鼻 California カリフォルニア

札幌山鼻地区にあるこども英語教室

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英語教育情報・体験談・意見など…。

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2024年3月29 (金) 英語教育から中学校英語教育移行への課題

 小学校での英語の授業が始まり、約10年が経ちます。そして当校の生徒に学校の外国語授業について聞くと、「学校の英語は簡単」と言っています。それは既に英語を学校以外の教室で数年習っているから当たり前と言えば当たり前ですし、当校の生徒もそう思っているようです。しかし初めて英語を学校の授業で習う子供たちにとっては、授業についていける子もいれば、難しく感じる子もいるようです。そして4年間小学校で英語の知識を身につけ中学校に入ると英語の授業は更に難しくなります。なぜなら中学校の英語の授業は、小学校で習ってきた英語はもう知識として身についている前提で授業が始まるからです。そのため小学校での英語があまり得意ではない子は苦手意識が強くなります。その英語に対する意識から、「得意」な生徒と「苦手」な生徒が二極化しており、中間の「普通」という生徒が殆どいない状況のようです。それは各中学校での英語の成績データから言われており、文科省でもそれは承知しているようです。そして文科省ではこの英語の成績の「二極化」の改善が課題となっているようです。

英語と数学は、最初につまずくと先へはなかなか進めない教科です。基本をクリアできてはじめて先へ進める教科です。先へ進めるようになると、勉強に対しての姿勢も前向きになり得意教科となる可能性が高くなります。しかし、つまずいたままで先に進めなくなると、不得意科目になり勉強への意欲も失せてしまう可能性があります。そうならないためにも、英語があまり得意ではないと本人、保護者が気付いた時に、授業に追いつけるよう早めに対策を考えていくべきではないかと思っています。もう学校の授業が解らず英語を毛嫌いしているのであれば、興味を持てるような楽しく英語を勉強できる環境作りから始めるのも1つの方法かと思います。病気でも早めの発見、治療は、深刻な病気になる予防をしてくれることが多々あります。教育も病気も、早期対処が教育費、治療費を後々軽減させることになります。

中学校で更に難しくなる英語を学習する前に、小学校の英語は小学校で理解し自信を持って中学校で英語の授業に臨み、好きな教科になってくれたらと願っています。

2021年7月31(土) アメリカのコロナ禍の様子

昨年1月頃から徐々にコロナ感染が世界に広まり、もうかれこれ1年半が経ちます。日本はもとより、海外でも私達の生活が一変しました。今回はアメリカの友人が時々アメリカ国内の様子を教えてくれるので、紹介したいと思います。

札幌の姉妹都市ポートランド(アメリカ オレゴン州)在住の友人夫婦は、昨年はやはりロックダウン、外出規制等があったので、仕事はオンラインとなり必要以外は自宅で過ごす日々が多くなったようです。そのロックダウン時期に、当時の大統領ドナルド・トランプから1人1,000ドルの小切手が自宅に送られてきたそうです。アメリカでは自分の銀行口座を持つと、その銀行発行の個人小切手を作るのが一般的です。クレジットカード払いが主流のアメリカではありますが、今も個人の間では個人小切手が支払、受け取り方法の一つに使われているようですね。この銀行口座を作るに当たっては、必ず社会保障番号(SSN)が必要となります。これはアメリカ国民、正規移民は手続きをするとSSNがもらえます。(日本では近年、政府が施行したマイナンバーがそれに当たるかもしれません)。アメリカ在住で銀行口座を持っているのはSSNを持っている人となるので、そのSSNの情報を基に大統領から小切手が郵送されたのでしょうね。ということは、SSNの手続きを踏めない不法移民はこの小切手はもらえないということなのでしょうか。政府にとってSSNの情報は、還付金が受給できる人、できない人を早く選別して送金する明確な方法だったのでしょうね。

話はコロナ禍のアメリカ生活の話に戻りますが、今年1月~2月頃までは、アメリカでの感染者、死者数は世界1位、2位という恐ろしい状況でした。友達のご主人の知人、お友達も感染したそうです。その後ロックダウンが解除され、行動制限が緩和されてから、友達のご主人はクッキーを焼き、それを「コロナが終わるまで頑張ろう!」というメッセージ付きの袋に入れて親戚、お友達に配ったようです。

春に入りワクチン接種が始まり、友人も春にはファイザーのワクチンを接種しました。とは言え、若者の接種が終わっていないので大学はまだオンラインのようです。接種した人たちはテレビでも見られるように、マスク無しでスポーツ観戦したり、旅行に出かけたりしています。友人も7月にシアトルへ大谷翔平の試合を見に行ったり、今年は日本には行けないだろうからアメリカ国内旅行の計画を立てていると言っています。ワクチンは人々の行動範囲を広め、社会を変える大きな力があるのだなと、つくづく感じます。

アメリカの今の課題は、「若い年齢層にどれだけ多くワクチン接種してもらえるか」の様です。日本でもこの問題について議論されていますが、なかなか一筋縄ではいかない世界共通の課題のようです。希望者のワクチン接種が早く世界中に広まり、コロナ-19がインフルエンザ程度の扱いになることを祈っています。

2018年3月14日(水) 海外でのホームステイ

今年1月、友人がオーストラリアへ小6の娘を2週間ホームステイさせたお友達のフェイス・ブックがアップされました。お母さんとしては、まだ小6の娘を1人で外国の知らないお家に寝泊まりさせるのは、心配だったようです。それでも無事帰って来て、娘の楽しい思い出話をたくさん聞きホッとしたようでした。

そういえば、私もアメリカでホームステイをし、たくさんの思い出があったな〜と懐かしくなりました。そこで今回は、そのホームステイについて私の経験、友人の経験をお話したいと思います。私は高校時代から長年文通していたアメリカ カリフォルニア州 バーバンク在住のペンフレンド、ジェフ宅にホームステイを4年していました。私は日本で社会経験を経てお金を貯めてから友人のジェフ宅にお世話になったということ、奥さんが日系3世で日本文化を少し取り入れた家庭環境だったこと、食事もご飯が頻繁に出てきたこと、そして何よりジェフがとっても心の広いアメリカ人だったことで、ホームステイに不自由さは感じませんでした。物がたくさんある狭いアパート、家の中は散らかり、奥さんは料理も上手ではなかったので、最初は戸惑うことも多々ありましたが、そんな環境は慣れてくるもので、ジェフのありのままのライフスタイルに問題無く馴染み、かなりバーバンクでの生活を楽しませてもらいました(笑)。

留学と言っても、私のように友人、親戚の家でホームステイする人もいれば、留学斡旋業者の紹介で全く知らないアメリカ人の家庭にホームステイする人もいます。ロサンゼルスのカレッジで出会った日本人の友達は一人暮らしをしていましたが、高校時代はホームステイをし、その体験を話してくれました。彼は残念ながら、そのときの生活はあまり満足のいくものではなかったようです。日本の留学斡旋会社からの紹介で、見知らぬアメリカ人家庭でホームステイをしていたのです。そして彼からあるエピソードを聞きました。ある日、夕食がドジャーズ・スタジアムで売られているようなシンプルなホットドッグ(メジャーリーグ球場で売られているもので、ホットドッグ用のパンにソーセージだけが挟まり、お好みで刻み大根、ピクルスをトッピンできるもの)だったそうです。本数は3本です。さすがに彼は同じものを3本食べただけでは満足感が得られなかったようで、外に別のものを食べに行ったそうです。そうして帰宅すると、ホスト・ファーザーが「どこに行ってきたんだい?」と聞いてきたので、「物足りなかったので、食事をしてきた」と答えたそうです。そうしたら、そのホスト・ファーザーは、「そうか~。ホットドッグ3本では足りなかったか?!それじゃ~今度から5本にするな~」と言ったそうです。彼は「量の問題じゃなく、内容の問題なのに…。」と呆れてしまったそうです。これを聞いて私は思わず笑ってしまいましたが…。今思うと、彼の英語の説明の仕方が相手に伝わらなかったのか?ホスト・ファーザーへ正直に「もう少しバラエティーに富んだ食事がしたい」と言えなかったのか?という考え方もあったなと…。一般的なアメリカ人は、自分の思ったことを伝えると、「なんだ、そう思っていたんだ!?わかったよ!」と、理解を示してくれる場合はよくあります。しかし、自分の意見をホスト・ファミリーにきちんと伝えたかどうかは判りませんが、実際にこのように食事に不満を持つ留学生を多く見かけました。

アメリカでは、日本人留学生とホスト・ファミリーとがあまり良い関係になれず、留学生が別の家庭に変更するも、また不満だらけという話を時々聞きました。私はどちらが良い、悪いとは言えないと思っています。日本人は相手に自分の意見をハッキリ言うのに抵抗がある人が多い様に思います。更に学生ともなれば、かなり言えなくなるかもしれません。しかも「英語でアメリカ人に言わなければいけない」となれば、外国語を使うという緊張感から言わず終いになることも多々あるかと思います。「自分の両親がホームステイのお金を出してくれているのだから、もう少し手厚く扱って欲しい」「美味しいものを食べさせて欲しい!」等と不満も出てくるかもしれません。しかしお国が違えば生活習慣、食習慣、考え方も様々です。アメリカは合理主義国だと言われています。食事に関してだけでも家庭によっては、夜はハンバーガー、ホットドッグで済ませる家もあります。缶詰、冷凍食品をよく料理に使う国だとも言われています。例えば、すでに茹でてあるインゲン豆が入った缶詰を開け、料理の付け合わせに出てきたりします。日本ではあまり見たことのない食文化をアメリカで目の当たりにします。アメリカの家庭では普通の食事でも、日本から来た学生にとっては手抜きの食事という印象を持つこともあるかと思います。

留学期間によっても違いますが、こうなると、ホームステイする側がどれだけそのホームステイ先の生活習慣、食事に馴染むことができるか?または自分の希望をホスト・ファミリーに伝え交渉できるか?が、ホームステイ生活を楽しむか否かを左右するのではないかと思います。どちらも容易ではありませんが、まずは日頃の生活の中からいくらでも前向きで許容範囲を広く持つ機会を持つことはできるかと思います。私はレッスンの中で生徒に様々な外国の生活体験、食べ物体験等をさせ、外国のことを知ってもらっています。家庭でもお子さんに日常生活の中で様々な体験をさせ、許容範囲を広くさせて欲しいと願っています。

2017年9月9日(金) アメリカ人の国民性?

この日、アメリカ オレゴン州 ポートランドから帰省中のお友達と食事をしましたが、「アメリカ人の性格」について話をすることができました。彼女はポートランドに20年程住んでいますが、彼女の周りにいるアメリカ人は、日本人より内気な人がたくさんいるというのです。「もしかしたら、アメリカ人は日本人より内気でおとなしいのではないかと思う」と。私はカリフォルニア州に6年半、ネバダ州に半年住んでいましたが、私の周りにいたアメリカ人は積極的、楽天的、人当たりの良い人が多い印象があったので驚きました。考えてみたら、アメリカはとても広い国で50州に分けられています。その地域によって州民生があってもおかしくないなと思いました。私は誰かに「アメリカってどんな国?」っと聞かれると、あまりにも大きな国なので必ず「私が住んでいた地域では…。」っと話しています。人も同じで一概に「アメリカ人は明るく楽観的!」とは言えないと感じました。

思い起こせば20年以上も前に札幌で、私はポートランド出身のアメリカ人と住んでいたことがあります。確かに彼女はあまり自分を主張する女性ではありませんでした。これはオレゴン州の州民気質なのでしょうか?私がアメリカで住んでいたカリフォルニア州は雨があまり降らず、一年中過ごしやすい気候でした(冬はやはり寒いとは思いましたが… )。その温暖な気候が関係するのか?アメリカ人は明るいという印象がありました。中南米、ロシア系、アジアからの移民も多いので、良い意味でも悪い意味でも「何でもあり」精神でなければやっていけないようで、小さいことは気にしない人が多いように見えました。私はその中でも南カリフォルニアのロサンゼルス地域に住んでいたのが長かったからか?人当たりの良い人も多かったと記憶します。特に映画のスタジオがたくさんあるバーバンクという地域だったからか?朝ジョギング、散歩で知らない人とすれ違うときには、「ハイ!元気?」という会話が当たり前でした。芸能人であろうと、一般人であろうと挨拶してくれました。ただ、ショービジネスの表向きの顔というのもあるのか?たくさんの人と知り合いましたが、長い付き合いになる人は少ないなとも感じました。そしてショービズに関連した仕事に就く人が多いからなのか?自分をアピールする人も多かったです。気候、多人種多民族、ビジネス環境が影響した結果、「明るい、積極的、楽観的」がカリフォルニア州に住むアメリカ人の代表的気質かと思っていました。

小さな日本でも県民性を紹介するテレビ番組があります。ましてや大国のアメリカでしたら日本以上に広い土地にたくさんの人が散在しています。州民性があってもおかしくないですね。「アメリカ人ってどんな性格?」っと聞かれたら、一くくりにするのではなく、私は「私が知っているカリフォルニアには明るく積極的で、楽天的な人が多いと感じたよ」と前置きをしなければ、いけないなと思いました。

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